メニュー配置とジャンプコード

 

■一般的に多くのページは左側にメニューを並べて、右側に本文の内容があります。人の目の動きに、まず左側を見るようなくせがあるから・という記事を読んだことがありますが、音声ソフトでWebページを見るときには、メニューの配置やその処理のしかたでスムーズに読める/読めないといったことが起きます。

 私のページは全て左側に本分があり、右側にメニューがあります。
これは前述のような音声ソフトの性質を考慮したもので、ページが開かれると、そのまま本文が読める状態になります。 画面を見て操作する人にとってはメニュー位置は左右どちらでも大差はないと思いますから、メニューの位置はできるだけ右に設定するようにするといいでしょう。

 しかし画面のデザイン上、メニューは、どうしても左側になければならない場合もあると思います。 前述の音声ソフトの性質上、このようなページを開くと全てのページで同じメニューを上から1行ずつたどっていかなければならず、またどこから本文が始まるのかがとてもわかりにくいので、あまりに多くのメニューが並んでいるところでは、もういいや!と言って別のページを探すということになります。
こういったことは情報を提供する側としては大きな損失にもなります。
しかしこの場合も以下のように簡単な対応で解決します。

ジャンプコードを入れる

上のように、最初にどれだけメニューが並んでいても、ページ内の上部と本文の開始位置に 2行のコードを追加するだけで、音声ソフトユーザーはメニューを読むことも、すぐに本文を読むことも自由に選択することができるようになります。

ページ内ジャンプのサンプルページ

メーカーサイトの例

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